お菓子工房ココットさんの焼き菓子です。
いつもパンを食べていただいているのですが、
今回はお代金の代わりにお菓子を焼いていただけたら、、、とお願いしました。
わたしの急なお願いを快く承知してくださり、
さっそくこんなにたくさんの美味しそうなお菓子を焼いてくださいました!!
(画像はほんの部分です)
ふわっふわで、ほんとうにシフォンという名がふさわしいシフォンケーキ
どっしりだけど、きめ細かい生地のパウンドケーキ
菜種油で作られたドライあんずと胡桃のタルト
これも菜種油で作られた抹茶のツートンクッキー
香りがすごく良いスコーン
お味はもちろんですが、わたしのためにこころを込めて焼いていただけたことが、
ものすごく嬉しく感激でした。
ココットさん、ありがとうございました。
ココットさんのお菓子は、月に一度、匙+さんで販売されているそうです。
こんな風にパンと手作りのものを交換していただく度に思い出すのが、
大好きなこの映画。
「チャーリーとチョコレート工場」
チャーリーの家は、傾きそうなボロ家で、食事は毎日キャベツだけのスープで、
寝たきりの老人4人もいる極貧家庭。
このじいちゃんたちが、なかなか味のあることを言うのです。
一番口の悪いじいちゃんのこんなセリフ。
チョコレート工場に行くための切符を奇跡的に手に入れたけど、
これをお金に換えるほうが貧乏な我が家にとっては大事なのではないか・・・?
と考えた(でもほんとは工場に行きたい)チャーリーに対して、
「金は世の中に山ほどある。毎日印刷されてるくらいだ。
だが、このチケットはこんな広い世界に、たった5枚しかない。
二度と手に入らんものだ。
そこらにいくらでもある金のために、それをあきらめるのは馬鹿だ。」
貧乏なあまり躊躇する孫に、
お金より夢が大事だときっぱり諭すじいちゃん!
少々口が悪いですが、、、
じっさいいつもはお金で売買しているし、パンの材料などはお金で仕入れるのですが、、
なるべくなら物々交換で暮らせるのがうれしいです。
そしてこんなふうに小さな物々交換をさせていただくたび、
わたしの頭の中には、この映画のこのやり取りが瞬間的に流れるのです、、笑